予告観たときから、この組み合わせでおもしろくないワケがないっ!!
きっとジェシー・アイゼンバーグがはっちゃけてるに違いない!!
そう思っていた頃がワタシにもありました。
「予告が全て」のパターンで、ほとんど思うとおりに進んでしまう。
いちばんまずいのが、コメディにもシリアスにもサスペンスにも振り切れない、潔くない演出。
どの要素もいい感じに盛り上がりを迎える前に萎む。
もったいない。
役者の使いどころもよくわからない。
ジョン・レグイザモなんかシェフの時の名優っぷりが欠片もねー役だし。
もったいない。
しかし、個人的にはストーリーがかなり好きです。
冴えない男が一世一代の大活躍するだけでなく、彼のホントに大事なヒトへ勇気を出して思いを伝えるまでの過程にある障害がメチャクチャヘビー!
だと思えてから俄然面白くなった。
途中のあるやり取りが話のキーになっていて、思わず感動しちゃった。
クリスティンは相変わらずお美しい。
しかも優しいとかさー・・・
ジェシーファンは
『ゾンビランド』の劣化版ぐらいの気持ちで観れば、腹も立たないと思います。