蜂蜜映画
イタリア映画祭にて
少女の目覚め
きっともっと前に目覚めていたんだろうけど、やっとひとつ言葉にしてふんっと飛び出す少女
そっから想い描いた未来に一直線なんていう単純なものじゃなくて
目覚めたその芽は豪華な花になることはないのだろうけど、その目覚めが素敵だった
変わらぬ未来があるのだろうけど暗くなく美しい少女の思春期のその一瞬の映画だった
姉妹の光や音楽と遊ぶシーンや下の子たちのきゃあきゃあ言う声、父親の乱暴さ、謎のTVの女、母親の女らしさ、ココの謎、主人公より先を行く女友だち
なんとまあ細かい幾つかのパーツ
少年が広い世界に飛び出したことを願う
会場の年上の方々がラクダに笑いすぎてて戸惑う私
