物凄くよかった。
大きな生きづらさを抱えてるけど、深い愛を持ってる親子。2時間ずっとその愛を感じた。消えることがなかった。
カイラも、状況は違えど生きづらさを感じている人で、3人が作る世界とか雰囲気がとても特別に見えた。
3人だけの世界で生きていければよいのにね。
けど、同時にやっぱりそれは危ういものでもある。愛でなんとか進んでいくけど、やっぱりどこかで壊れてしまう。それがとてもつらかった。
最後のシーン、入院することになっても母の愛を見失わなかったのかなと思う。
「カッコーの巣の上で」を思い出した。
愛だけじゃ解決できない、これは「わたしはロランス」とも通じるテーマだった気がした。とにかく、観られてよかった!
アスペクト比がマジックみたいに気づいたら変わってるところ
スティーブの表情・深い目
experienceのシーンで気づいたらスティーブの位置を演じる人がどんどん変わってるところ
カイラの明かされない事情
そして、ドラン作品全部に言えることだけど、撮り方、音楽、衣装!!!