母は偉大
ダイアンは作中に、スティーヴに対して恋人、時には妹を演じたりしていた。そうして、色んなものをスティーヴのために捨ててる一方で、1人の人として息子に向き合うために捨てちゃいけないものもある。そんな母としての葛藤が終始描かれてました 。たった1人で子育てをすることのきつさをひしひしと感じた。
そんな中登場したカイラの存在は大きかっただろうな。恋人や家族以外でも、自分の一部のように大切に思えるはいるんだってことを改めて教えてもらえました。
あと、色を効果的に使ってのがよかった。幸福を感じてる時は肌の色がオレンジで、悲しみを感じてる時は白んでた。青色も綺麗。
最後にこれだけ言わせてほしいのが、エンドロールの曲のメッセージ性強すぎ。born to dyeて。その通りだよ。みうらじゅんの本思い出したよ。悲しいね。