トントントントンヒノノニトン

あの日の声を探してのトントントントンヒノノニトンのレビュー・感想・評価

あの日の声を探して(2014年製作の映画)
4.0
両親をロシア兵士に殺され、声を出せなくなった少年。
強制的に兵士にされたロシア青年。
この二人がチェチェンの紛争を間接的だけど被害者加害者の視点で描かれている。
戦争の闇は二人の心を蝕み深い傷を残す…

過酷な環境下で順応し変わりいくロシア青年の姿はなんかいたたまれなかったかな…
自分は不条理なことしたくないけど、しなくては生きていけない。
人が変わる瞬間を見た感じ。

少年ハジはEU職員キャロルと過ごすうちに心を通わす!
音楽をかけて、ダンスするシーンは見てほっとするのと両親の思い出も感じてるのかな~とちょっとじーんとしたかな。

ラストはなんとかなく分かるオチなんだけど…
一つちょっとした驚きがあります。そこのシーン上手いって思った!

この映画のチェチェン紛争はたぶんほんの一部始終だよね!
世の中には厳しい生活をしてる人がいるのは事実で…
自分は平和な暮らしをできていることに感謝の気持ちを忘れてはいけない気がした。