西アフリカ、マリ共和国のティンブクトゥ。世界遺産にも登録された美しい古都。
そこからほど近い砂漠地帯でギダーンと妻サティマ、娘トーヤと静かにくらしていた。しかし、イスラム過激派のジハーディスト(聖戦士)達が街を占拠しイスラ法と恐怖政治により人々を支配していく。
中東だけでなく、アフリカにまでイスラム過激派が力を巨大化させている。
自分達の勝手な規則を作り、人々の生活をめちゃくちゃにする。
理不尽な処刑や略奪結婚(いわゆるレイプの様なもの)
ジハーディスト、聖戦士?
なんだそれ?
映画の中のいくつかの拷問や処刑、出来事などは事実に基づいたエピソードだそうだ。
静かにくらしていたギダーンはある罪を犯してしまう。
ギダーンは娘と妻をこよなく愛していた。
ラストはなんとも切ない。
トーヤの行く末を案じるばかり。
キャストのギダーンはマドリッドのミュージシャン。
サティマはモントリオールの歌手
トーヤは難民キャンプで出会った少女
主要キャストは俳優ではなく素人だった。
それが良かったのか、とてもナチュラルな演技だった。