突如訪れた、これまでとは違うサンドラの週末。
体調不良で仕事を休んでいたサンドラに、復帰しようと思った矢先に職場から電話が入る。「サンドラの復帰か、従業員のボーナス取り消しか。月曜日の投票で決める。」サンドラは従業員から過半数の表を得るために奮闘するが、、
見ていてとてもつらかったです。
いきなり、自分が失業しない代わりに同期のボーナスを無くすなんて、厳しすぎますよね笑。
一人一人訪ねて、説得するシーンがあるのですが、とてもつらかったです。
同期にも同期の生活があって、みんな収入が減ると厳しいのは同じだと分かっているのがよりつらいです。
終始BGMは無く、サンドラの日常を実録した雰囲気で映画は展開していきます。
そのためリアルで、サンドラに自分がなったような気持ちで鑑賞していました。
「サウルの息子」に味わったリアル感と、近いものがあったかも知れません。
映画ならではのドラマティックな展開や、気の利いたセリフ、ハッピーエンド。そんなものは取っ払って、映画というよりも、ドキュメンタリー。
短くて見やすいので、興味を持ったら見てみるのもいいかも知れません。