公開時劇場で。
ゴツゴツでハードな骨太映画かと思ったら、それだけじゃなくエンタメ性もあり映画的でとてもよかった。
日本でぬくぬく生きてる私にとって戦争はニュースで見るものであってあまりにも遠い存在。改めて自分の日常は他人の非日常なんだなと思いながらもシエナ演じる奥さんに気持ちが乗ってしまった。この人が旦那さんだったらと考えずにはいられない。
戦争は必ず心が蝕まれる。本人も、その家族も。
ブラッドリー・クーパーは目が物を言う演技でとてもよかった。シエナ・ミラーも意外と言っては失礼だけど思いのほかよかった。もうシエナはジュード・ロウとのごたごたスキャンダルしか印象になかった。
ラストは子どもたちに配慮した結果だそうで納得した。
そして無音のエンドクレジット。
