愛野弾丸

アメリカン・スナイパーの愛野弾丸のレビュー・感想・評価

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)
2.5
クリント・イーストウッド監督のいつもの重いやつ。
個人的にはあんまりこの手の重い作品、得意じゃなくて…。

内容の割りに冗長で、消化不良感。
山場を迎えた後もだらだらと低調で続くのがしんどい。
終わり際を見失った頃に、脈絡のない突然の閉幕という腑に落ちなさ。
事実は事実として、映画としての見せ方を何とかできなかったのか。
主人公の心の変遷の表現不足とか、弟の話が投げっぱなしとかも。

例の事件とはいえ、アメリカ至上主義・絶対的正義がやや鼻につく。
あと、やっぱり「殺し合い」の映画は見てて気持ちよくない。
それらを凌駕する人間ドラマがあればなぁ…。

後味が悪く、消化不良感で、スッキリせず、重い。
もっと胸を打つ感動が欲しかったです。
救いは、無い。
愛野弾丸

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