ダイセロス森本

ラブストーリーズ コナーの涙のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

4.1
マカヴォイの作品はこれ以外ほぼ制覇したといっていいほど、彼にはまった時期があった。でも、これだけは「ラブストーリーズ」だし、なんかな…っていう感じで、遠ざけていた。でも、久しぶりにTwitterで感想のツイートを見て、「あ、ちょっと見てみよう」って気に。Huluありがとう!。

マカヴォイ出演作品を結構見てきて思うのは、彼は一難ある男がうまいっていうこと。フィルスではお下品刑事、インサイドアイムダンシングでは四肢麻痺の癖ある少年、X-MENでは仲間の流れ弾で歩けなくなるチャールズを、フランケンシュタインはひたすら変態博士。…「終着駅」では存在感あるけれど主役ではない…まあ普通の人。もっと書きたいけど、映画のレビューとそれるのでやめておく!。

とりあえず、これを見る機会を得たのだから見ようと始めてみると…。

本当に私って結婚生活とか向いてないんだなっていうくらい、「つまらない」と感じた。なんかおなかすいてくるし、飲みたくなってくるし、女ってマジめんどくせえなって思っちゃうし、言葉足らずで去っていく女を見て、「マカヴォイは純粋にお前と生活したいんだよ!」って言いたくなった。うーん。あまり「良い」とは言えない。もちろん、片方のエリナーの物語を見ればわかることがあるのだと思うけれど。
大切な子供を亡くしてから変わっていく嫁に、自分の傷を癒す時間すらもらえない夫がひたすら可哀想だった。

ヒステリック女ではない分、静かに流れていく時間がとても良いし、普通であるけれど、その普通が普通過ぎて、この映画の意味あるのか?なんて思っちゃうことがあった。

ラブストーリーは本当に肌に合わないものが多い!。とりあえず、エリナーの方を見てからまとめての感想をいつか書けたらと思う。