わい子

だれのものでもないチェレのわい子のネタバレレビュー・内容・結末

だれのものでもないチェレ(1976年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

………この映画、
まず「エコール」どころじゃない幼女の全裸に衝撃よ💥

捨て子で拾われた先で酷い扱いを受け服すら貰えないという設定故。

なんか「キャンディ♡キャンディ」が全然幸せに思えてくる程悲惨で救いようのない話🍂

しょっぱなからおっさんに性的悪戯されてるし😱

1930年代ハンガリーが舞台。

捨て子を養うとお金が貰えるらしく、子沢山の家でチェレを引き取り服すら着せずひたすらこき遣うってゆう……


愛情も知らない教養もなく虐められ地獄の様な日々を送ってるから仕方ないのかも知れないけど、このチェレのまぁ~可愛くないこと。

顔は常に眉間にシワ、クスリとも笑わないし余計なことはするし、とにかく可愛気がない💦
ガリガリだし険しい顔してっから始め男かと思ってた💦


せっかく優しい人に貰われるかと思いきや間違いでもっと酷い家に引き取られるチェレ。

ハンガリーの食器の形とかエプロンは可愛かったけど、そこのババアがまた鬼の様に酷い💔

チェレの安らぎも一瞬だった……

おじいさん、財産取られて放火されて毒殺までされて………マジで………やっぱりキャンディ、全然幸せだわ😱😱

振り返っても、本当に何も言えないほど、意味のない、ただただ虚しい映画だったわ。

神も仏もないってやつですね。

ブタを生きたまま殺すシーンは観れなかった💔

食べてるくせにね。

人間て自分勝手、本当に最低な生き物⤵️

でも菜食主義は生き辛いし簡単な事じゃない。


ラストはまさかの……🔥

しかし、ある意味ハッピーエンドだったのかもね………

だって炎が光の波みたいにキレイだったよ。

世の中、優しい人なんて少ないんだな……。

小さなチェレがクリスマスのご馳走を食べれなくても誰一人同情する人はいず。

きっと彼女が消えても誰も悲しまない。

クリスマスの日にやっと天国へ行けて幸せだったんだ。

ただ彼女の生まれてきた意味はなんだったんだろう。彼女のこの7年は一体。

愛も優しさも知らず😢
わい子

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