K

ナショナル・シアター・ライヴ 2015「フランケンシュタイン」のKのレビュー・感想・評価

3.5
創造主と人間、主人と奴隷、男と女、自然と科学、性善説と性悪説(原罪の2つの流派)、醜い容姿から紡がれる美しい言葉(=知性)、とさまざまな二項対立が重なり合ってテーマが多層になっている。喜びから憎しみへ。たびたび愛って何?と問われるたび、観客のなかにぼんやりと浮かぶ答えも変化してゆくと思う。喜びから憎しみへ、といいながらも愛について一定の答えにたどり着くような……。やっぱり科学>家族な研究者がでてくるストーリー嫌いになれない。カンバーバッチ怪物verみたけど博士verもみたいなー。
K

K