2014年公開
監督 ： ペトリ・ルーッカイネン
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失恋をきっかけに、部屋中の物を全て倉庫に預け、一日１つだけ引き出していいルールを３６５日続ける男のお話。
何事も「一つ一つよくみて考える」ことで、自分の日々の惰性に気づくという物語。体を張った壮大な違背実験。やってみたら本当に必要な物は限られているのかもしれないという事実と、一方で生活の水準が上がると、そのものにまつわる新しい困りごとが無限に生まれ、それを解決する物が必要になり。人が物を欲するのは、物を持っているからであるという、難しさ。
ヘルシンキの街並みが懐かしい、また行きたい。
途中で恋人ができるけど、やっぱり、自分の毎日への自分自身の解像度が高い人が、結局自信を持ってる風に見えるのかもね。
