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365日のシンプルライフのaraのレビュー・感想・評価

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)
3.5
主人公は空っぽの部屋に真っ裸で床に転がり、雪路を下半身の前後を新聞で隠して走る📰w
そんな彼の1年の実験、ドキュメンタリー

・数多くのモノの中から不要なモノをなくしていく"断捨離"ではなく、家の中から一切のものを文字通り0から綺麗さっぱりなくし、必要なモノを1日1個、モノを預けた倉庫から取り出していく。その生活を1年、その間はモノを買わない。
・大切なモノは何か、モノの必要性や真価、周りとの繋がりや人生や生活を確かめる実験
・この状況だと自分と向き合う時間が増えて、大切なものは何かって考える
・幸福度トップのフィンランドについて調べたのだが、今までよく知られた"ヒュッゲ"(hygge デンマーク語で心地良い時間や空間を表す)が北欧のライフスタイルのキーワードとなり各国からも注目されていたが、今後注目されるのはフィンランドの国民性を表す"シス"(sisu フィンランド語で困難などに耐え得る、努力して諦めずやり遂げる力などといった意味合い)だという。それを見た時、「あー、彼もシスを体現してるなぁ」と思った。どんなに周りに非難されようが(でも結局受け入れ手伝ってくれているから周りの人も素晴らしい)自分がやりたいから、やる。その姿勢はシスそのものだと思った🤔
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