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ラストミッションのyapのレビュー・感想・評価

ラストミッション(2014年製作の映画)
3.0
リュック・ベッソンプロデュース、「チャーリーズ・エンジェルズ」のMcG監督作品。
余命わずかの凄腕エージェントが家族とやり直すために特効薬を手に入れるべく最後のミッションを引き受ける。
この手の話は二者択一になりがちで、だからこそ、ドラマが生まれると思うのだが、本作は違う。
家族ともやり直したいし、延命もしたい。
ちょっと虫がよすぎる話である。
その上、家族との関係修復を丁寧に描いていると言えば聞こえはいいのだが、世界の危機は普通は、そんなに都合よく待ってくれないはずだ。
圧倒的に緊迫感が薄く、その上、最後の展開(ラスボスの意外な人間関係)はもはやギャグとしてしか機能していない。
外連味あるアクション描写はさすがの一言だし、ケビンが娘をお姫様だっこする「ボディ・ガード」オマージュはグッジョブなんだけど。。。
McGには「トゥルーライズ」のようなアクションコメディを撮って欲しいです。
yap

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