土地を売ろうとしたら、相手にとって自分は一族郎党の敵だったことが判明、隙あらば自分を殺そうとしてくる…というドタバタコメディ。血の気は多いけど、「一族のプライドにかけて屋敷の敷居を跨ぐまでは絶対に殺してはならぬ」というルールのおかげで話が間抜けになり、どうにも牧歌的でホンワカしています。コンパクトな舞台に必要十分なスリリングさも詰まっていて、最後まで飽きさせません。要所要所で体を張ったアクション、楽しいダンスシーン、軽妙に喋る自転車(？)など見所も多め。大団円にラージャマウリ印がポン！でかつてない安心感を得てエンドロールはNG集。楽しい映画でした。
