1984年作のゴジラですが、後の平成ゴジラシリーズと合わせて平成扱いされるのが通例。や、ややこしい……
冷戦期にゴジラが蘇り、日本はゴジラだけでなく米ソの思惑にも翻弄されることになる。昭和からのリブ>>続きを読む
18世紀フランスに現れた正体不明の獣害「ジェヴォーダンの獣」を題材にした伝奇アクション映画、そのディレクターズカット・4kレストア版。2月から各地で上映していましたが、各館1週間限定というストロングな>>続きを読む
とうとう報道されてしまった、TFとのクロスオーバーに向けて予習です。立ち上がりは比較的穏やかながらグングンと知能指数が下がり、最終的に前作やスネークアイズに負けず劣らずのボンクラ映画に。各国が核を使い>>続きを読む
「勝ったほうが我々の敵になるだけです」
ゴジラVSシリーズより評価の高い一本。いわゆるリアル・ハード路線の作風で、一貫した緊張感があります。ドラマパートも自衛隊内部の駆け引きや架空国家とのエスピオナ>>続きを読む
水風呂の枯れて久しい砂漠の星のサウナが「ととのい」を取り戻していくSFショートムービー。サラッと見られる軽妙なお話の一方で、背景美術やCGは作り込んであって好印象でした。ととのった瞬間の表現がダイナミ>>続きを読む
ラージャマウリ監督の比較的初期の作品。プラバースでサメと聞いておりましたが、開始20分ぐらいでプラバースとサメのバトルが始まって驚き。この頃はCGが全然こなれてなくて、まるっきりCGの海にCGのサメに>>続きを読む
未成年集団の暴力描写に定評のある内藤瑛亮先生の新作だ!ということで公開初週に行ってきました。3回目のデデデデ前編を見てからの鑑賞には少なからずシナジーがありましたが、とても食性の悪い百合のデスメドレー>>続きを読む
何度か見ている筈だけど、通しで見るのは久しぶりでした。ハイカロリーな作画の割に濃密すぎない画面で風通しがよく、話もスムーズでスルスルーッと入っていく。エヴァーグリーンな喉越しの良さが際立ちます。シナリ>>続きを読む
オッペンハイマー見た反動で核の取り扱いが雑な映画を見たくなった😂ここには怪獣王のカリスマも核の脅威もないけれど、モンスターパニックとしては十分すぎるリッチさがありました。エメリッヒ本当にゴジラのことよ>>続きを読む
マンハッタン計画を指揮し原爆開発を推し進めた天才物理学者、オッペンハイマーの栄光と没落を描く伝記映画。慣例に倣えば本作の配給は東宝東和になるところ何故かビターズ・エンド。日本でやるには些かセンシティブ>>続きを読む
名作とはいえ「はんちもー」こと主題歌の英雄故事しか知らなかったので、まあ一度ちゃんと見ておこうと。めんちー!
村を突っ切れ!からのカースタントを筆頭に、体張りまくりアクションの数々が凄まじい。これが>>続きを読む
リメイク元の「エール!」を見たのが1年以上前か。割と抑制的な作品だったことは覚えています。そして今作でリメイクしてテンションの高いフィルムにはなったけど、話運びも人物も乱暴に見えてしまってイマイチでし>>続きを読む
本作の上映はとうに終了していて涙を飲んでいたのですが、この度なんとインド大使館内の文化施設で上映会が行われました。シネ・リーブル池袋のデーヴダース上映と被ってて、どっちに行くかはかなり迷いましたよ。よ>>続きを読む
200分超えの尺にビビって見るの後回しにしていたのですが、これこそがインド映画における不朽の名作だそう。アクション・コメディ・ダンス・ロマンスそしてバイオレンスまで、全てにおいて打点の高い娯楽大作でし>>続きを読む
活き活きとした描写から一転して、愛と独占欲が表裏一体であることを「自らに嵌め込み、縫い付ける」ことで示す、ちょっとホラーな短編アニメ。redditのAnime Awardで知った作品ですが、既に様々な>>続きを読む
行ってきました先行上映。pt.1に続きpt.2もGDCSのIMAXレーザーGT館、それもシアター前方で鑑賞です。前方席ではどこに目を向けてスクリーンなので、凄まじい没入感が得られるんですよね。サンドワ>>続きを読む
地球がくそヤバい!東京アニメアワードフェスティバル2024の招待作品で、舞台挨拶上映に行ってきました。試写会を除いて一般のお客を入れるのはこれが初めてだそう。登壇は監督の黒川さんとプロデューサーの本多>>続きを読む
ファクション同士の抗争を止めるべく戦うが、その争いを止めるための戦いも同じく血に塗れていて……というシリアスずしりと重たい手応えのノワール。正直なところ、重たいトーンに統一された作劇には集中力途切れ気>>続きを読む
ロンドンを舞台にインド系とパキスタン系のダンスグループが競い合うダンスバトル映画。実はシリーズ3作目だそうですが過去作は未見です。
最近じゃインド映画でもダンスシーンは集約される傾向ですが、本作は上映>>続きを読む
うる星やつら29話(例のラムが牛になる回!)のクレジットを見ていたら、イシグロキョウヘイさんがコンテを切られていて、本作の存在を思い出しました。録画データ積みっぱなしだったし、いい機会なので鑑賞。>>続きを読む
遠い銀河のブレーザー!先日大団円を迎えましたウルトラマン新TVシリーズの劇場版です。タイミングよく初日初回で観ることができました。何気に人生初だよ、初日初回。
ブレーザーらしいハード路線、と時折肩の>>続きを読む
マジでやんのかなぁ、ハズブロバース……というわけで視聴しました。多国籍機密部隊GIジョーの活躍を描くSFアクション映画。細かいことを気にする前にド派手なバトルに突っ込み、色々なものを清々しくブッ壊して>>続きを読む
たいへん!ママが怪死した!から始まるエクストリーム帰省ロードムービー。「オオカミの家」がたいそう面白かったのでこちらも楽しみにしていたのですが、いやいや期待以上の怪作でした。
主人公のボウは強権的な>>続きを読む
少年少女サイキックバトルアクション。実際見てみると、かなり深夜特撮作品っぽかったなー、というのが率直な印象です。外連味溢れるビジュアルがいっぱい、後半からは暴力もしっかり詰まっていて、見るべきものはち>>続きを読む
大金を積んだスーツケースを拾ってしまうコメディ映画。拾ったスーツケースに名前つけちゃう主人公やら、何故かナショジオ大好きギャングやら、拾った側も失くした側も全体的にゆるいノリのまま進んでいきます。フフ>>続きを読む
荒廃した世界を救うために過去と未来を行き来する時間SF短編。大塚明夫による日本語ナレーション版を鑑賞しました。シネフィルWOWOWプラスのYoutubeチャンネルにて、2/9から2週間限定で無料配信さ>>続きを読む
能登半島地震のチャリティーとしてYouTubeで無料公開されていたのを視聴。内容は所謂同窓会映画であり、シリーズ未履修の私にはキャラクターの魅力が上手く伝わっていないものと思います。それでも永井豪ワー>>続きを読む
『千年女優』からの今敏繋がりで鑑賞。短編3作からなるオムニバス・アニメ映画であり、うち1本目の『彼女の思い出』が今敏脚本なのです。
大友克洋、森本晃司、今敏、菅野よう子にクレジットをよく見ると磯光雄も>>続きを読む
閉鎖的な病棟から物語の力で飛び出していくかのような、石岡瑛子の衣装と圧倒的なロケーションによる美しい画面の数々。語りから叙事詩の世界へダイブしていく構成は、順序が逆だけどジョージ・ミラーのアラビアン・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
パーフェクト・ブルーのリバイバル上映が好評だったからか(アレもエラい着席率だった!)、今作も全国規模でリバイバル上映が決まりました。めでたいですよね。
隠居した大女優のインタビューが始まると、インタ>>続きを読む
ゴジラが殊更キッズ向けに制作されていた頃の一本。ゴジラ・ジェットジャガーVSメガロ・ガイガンのタッグマッチが見られる。内容は悪い意味でジャリ番というか、大らかさと粗悪の狭間にあるようなものですが、牧歌>>続きを読む
深夜特撮ヒーローシリーズ牙狼久しぶりの新作「ハガネを継ぐ者」を前にtokyo mxで放送していたもの。Filmarksで書く機会はあんまりなかったんですが、牙狼シリーズは結構好きでちょろちょろ見ている>>続きを読む
前作は4DXでびしょ濡れになりながら見たので、今回もGDCSの4DX+スクリーンXで鑑賞しました。相変わらず剛腕で生き急ぎ気味、スピードがパワーを生む作劇でエンタメ精神過剰。乱暴なように見えて登場人物>>続きを読む
CS録画分。おなじみのTVシリーズより先に公開されていた劇場版。リッチなビジュアルとキレッキレの演出が堪能できる。流石は出崎統監督。
話は良く言えばアダルティなんだけど、このウェットさが今の私に響くか>>続きを読む
今年の劇場鑑賞1発目はインドのサスペンス映画から。「あの興奮が再び甦る!」とコピーがついている通り、本作はタミル語映画のヒンディー語リメイクとなります。もっともタミル語版は見ていませんので、比較は他の>>続きを読む
ショッキングな展開と異彩極まるビジュアル、そして何より少女たちの献身が度肝を抜いていった「まどか☆マギカ」シリーズより、TVアニメの続編となる劇場版。モラトリアムの時分にTVアニメが直撃した世代として>>続きを読む