高級スキーリゾートでバカンスを
過ごす家族４人の５日間の話。
ヴィヴァルディの「夏」で始まる
ドラマチックな幕開け。
フレンチアルプスの美しい山々。
颯爽と滑る夫婦と可愛い一男一女。
１日目、２日目とクレジットが入りますが
事件は2日目に起こる。
公式ＨＰでもあらすじに書かれているので
ネタばれにならないと思うし
これ観ようと思う方はほとんどの方
知ってると思いますので
展望レストランでのお洒落なランチの最中
人工雪崩に襲われると
夫は恐怖で動けないこどもを残し
さっさと自分だけ逃げてしまいます。
雪煙がおさまってみると被害は無く
ひとびとはまた席にもどってきます。
夫も「今の超すごかったねー」くらいな
感じでもどってきますけど
妻子の様子がおかしい。
夫は今はちょっと気まずいけど
たいしたことないでしょと思ってる。
妻は「この人あたしら置いて逃げた」と
だんだん怒りが湧いてくる。
残りの時間はほぼほぼこの確執が
展開する。
もう少し軽いタッチかと思っていたけれど
延々とこの息苦しい時間が続くので
若干うんざりしてくる。
さっさと謝っとけばいいのに
夫は「父のメンツ」を守ろうとし
許せない妻とホテルの廊下で家族会議。
なにやってんだかｗ
夫が雪崩からひとり逃げた行動も
危機に直面したときの本能的なもので
そこまで責めなくても…と
思って観てましたけど
でも、逃げるときスマホはしっかり
持ってたなとか…。ｗ
ちょっと長く感じたものの
ーこの闘争をどう終わらせるのか
人ってあまり追い詰めたらあかんですね。
面白かった。
オチもこの作品らしく
この夫婦ならこの話で
もう１本撮れそうで笑った。
やれやれだぜ
