備前長船

ヴィクとフロ、熊に会うの備前長船のレビュー・感想・評価

ヴィクとフロ、熊に会う(2013年製作の映画)
3.0
カナダ映画なんですが、カナダ映画ってフランス語圏だがアメリカの上という条件のせいでアメリカ映画っぽいものとフランス映画っぽいものに分かれますが、これは完全にフランス映画寄り。
元囚人の同性愛者でしかも高齢という最悪な条件の2人が主人公。
当然現地になじめるはずもなく・・・という感じの映画ですね。
緯度が高い土地のせいで針葉樹が多く、照明も暗めで画面から暖かさが全く感じられません。
もちろんそういう狙いで撮られているんだろうけど。
罠にかかるところの絶望感はすごい。
見てて楽しい映画ではないけど、雰囲気はいいと思います。
日本人受けは絶対しない映画ですね。
ヨーロッパ映画を見慣れてない人にはお勧めできません。
備前長船

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