このレビューはネタバレを含みます
リアリティが足りない。面白みに欠ける。ファッション誘拐もの? ……というか、雰囲気で魅せるなら、もっと細部を詰めた方がいい。
いろいろ考えてみたんだけど、わかったのは、
「裏の、裏の、裏をかいてやったぜ」
と、最後までドンデン返しをし続けて驚かせれば勝ち! ……みたいな作り手の浅い考えがあるんじゃないか。
そして、それを伝えるには、仲間由紀恵と藤木直人じゃ、少し浅い。含みを感じさせることができない。
いろんな意味で、2000年代前半フジテレビ、らしいスカスカの映画だった。