ダメハム

ぼくを探しにのダメハムのレビュー・感想・評価

ぼくを探しに(2013年製作の映画)
3.8
2013年のシルヴァン・ショメ監督初の実写長編作品。両親を亡くしたショックで全くしゃべらなくなったピアニストが、不思議なハーブティーで両親との記憶をたどる物語。

シルヴァン・ショメらしい優しさと愛に満ちあふれてる。ミュージカル要素と、アニメの中に入ったようなカラフルな色彩感覚はアニメ監督らしいね。楽しい記憶を追い求めつつも、ふたにしたい記憶をこじ開けて自分を見つめ直すことの尊さを教えられた。

エンドロールのキャストでギョーム・グイが主人公と父親の二役を演じているのを知って驚いたね。全く気付かなかった。

あと、邦題が安易過ぎて辟易する。
ダメハム

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