のら

めぐり逢わせのお弁当ののらのレビュー・感想・評価

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)
3.5
弁当が間違えて届けられたことをきっかけに、顔も知らないある男女の手紙での交流が始まる話。

“間違えた電車でも正しい場所に着く”

なぜ2人の弁当は間違えられたのか…届けられるべきところに届けられるためだったのか。
インドの弁当システムはテレビで見た事ある。家庭で作った弁当がわざわざ昼時に届けられるのは、通勤する時の電車の密度がものすごいから(…)
インド映画っぽくない、ヨーロッパ映画のような落ち着いた雰囲気。ドイツ・フランスの合作らしいので納得。最後の方で英語でずっと喋ってた事に気付いた。訛りすごすぎて気づかなかったw
イルファン・カーンさんめっちゃ渋い…イイネ…

顔も知らない相手の好きな音楽を聴いて相手を想ったり、鏡の前ですっかり老けてしまった自分に気づいて嘆いたり…何げない日常のふとした事を描いてたのが好みだった。

ラストがなーあれは想像に任せる感じなのかな…ぬーん なんともいえん。切な系。
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