Yoshiyuki

鬼灯さん家のアネキのYoshiyukiのレビュー・感想・評価

鬼灯さん家のアネキ(2014年製作の映画)
3.0
いろんな”好き”のかたち。
ちゃんとしたかたちがないもの。
その気持ちが交錯する物語。

母が他界し、再婚相手の父は登山中。
高校生の鬼灯吾郎は、姉のハルとふたり暮らし。
血の繋がりのないふたり。
イタズラ好きのハルに振り回される毎日。
吾郎はそんなハルに思いを寄せていた。
幼なじみの同級生・水野が鬼灯家にしていた”あること”がバレて、今まで隠していた気持ちと向き合わないといけない状態に…。

はじめの図書室のシーン、ただのつかみだと思っていたけど、物語の核心に触れていたんですね~。
前半にふたりの日常と関係性を描き、後半でその裏に隠されたものを描いてる。

ありえない設定と行き過ぎた行動の連続。
怖いけど、吾郎(前野朋哉)を見てると笑ってしまう。

2015/7/19
Yoshiyuki

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