味噌汁

キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直の味噌汁のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台となる団地のジメッとした陰鬱な雰囲気や、住人の生活風景は海外の我々が想像する中国(台湾)の団地そのものだった。
映画の途中、ホラー映画には欠かせない血液や水の描写が数多く登場する。近年の作品ということもあってか、水の持つ質感がリアルに描写されていて良かった。
物語に関しては、映画冒頭に主人公が発言する「笑顔は正直疲れる、人生はもういい」という言葉に全てが詰まっているような気がした。
不満点としては、道士ヤウはかなり初期の段階からムイの意図に勘づいていたのに止めようとしなかったこと。中盤に登場する幽霊達?の行進に説明がないこと。悪役として描かれている道士ガウの動機が取って付けた様な理由でイマイチだったこと。
ホラー映画特有のアラがかなり多かったのが残念だった。
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