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ゾンビ・リミットのyasuのレビュー・感想・評価

ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)
4.0
ウイルス感染後すぐに治療ができた人間はゾンビウイルスを保持したまま人間として生き永らえることができる。
そのウイルス保菌者はリターンド呼ばれ、周囲にはバレないように一般人として生活しているが、その血液などから周りへの感染もあり得る為に畏怖と差別を受けている世界。
ゾンビ化しないためには毎日薬を打ち続けウイルスの活性化を防がなくてはいけない。

もうこの設定が素晴らしく緊張感を生む。
主人公の恋人がリターンド。
血飛沫、脳ミソドバーとかのB級映画じゃなくてしっかりしたヒューマンもの。
一時期の、なんかしらのストーリーにゾンビって設定つけると便利だね!の感じじゃなくてちゃんと設定を活かせてる。
大切な人が死んでしまうだけに留まらずゾンビになってしまえばそれを殺める必要がでてくるという二重の悲しみ。
死ぬのを見届けた次には殺さなきゃいけないなんて辛すぎる。
とても食い合わせがいい設定。

ヒロインがすこぶる美人。
タイトルはもとのやつでいいと思う。
邦題のダサさたるや。
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