とても、評価しづらい映画。
なんというか全てが中途半端の印象。
FBIとマフィアの癒着がストーリーの根本にあるのだが、
群像劇にしても、人物として掘り下げられてるのは主人公のみで
他のキャラクターの人物像がほぼ見えない
犯罪映画としてはどうかというと
いろいろ悪いことしてますと描かれるだけで、これもさっぱり伝わってこない。
これはFBIの汚点なのだが、
それが自浄されるまでの動きもよく見えない。
裏社会からしても、ペーペーのチンピラではなく、勢力のある組織のボスが
情報屋だっというのは衝撃的な話なわけて、その衝撃もよく伝わらない。
なんだろ、ワイドショーで
世間を騒がせているのはこの人物ですと見せられてるような感覚というか。
もっとどこかにスポットを当ててたら、
また違う印象になったかもしれない