◎FBIの犬になったギャングが、FBIのお目溢しを受けて裏稼業の手を広げていく話。実話ベース。
◎ハゲ・デップの独特なビジュアルに慣れるまで時間が掛かった…。特殊メイクに拘ったみたいだが、わざわざ実在の人物に似せる必要があったのか謎。他の人物も髪型が不自然(カツラ?)なヤツが多くて気になる…。
◎ハゲ・デップに悪党の魅力を感じることができず、最後まで小悪党の話を見せられた気がした。そもそも捕まった手下がハゲ・デップついて裏切るようにペラペラと証言した内容を映像化している作りなので、魅力もカリスマ性もあるはずがないか…。かと言ってひたすら嫌悪感があるキャラでもないので中途半端な気がする。
ただ、旧知の汚職FBIがハゲについて何一つ証言しなかったのは仁義だな。
◎話的にはスコセッシ案件だと思った。スコセッシなら小悪党の魅力も描いてくれるはず。