千年女優

レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービーの千年女優のレビュー・感想・評価

3.0
レゴ世界で街の平和を脅かすブラックガーマドンの息子であるがために住民から忌み嫌われる少年ロイド。そんな中にあっても人知れず緑のエレメント・パワーを持つ忍者として五人の仲間と街の平和を守る彼が、師匠ウーの導きから自身のエレメントパワーの源泉へと辿り着き、骨肉を争う戦いの中で活路を見出す様を描いたアニメ映画です。

シリーズ一作目の『LEGO ムービー』が大ヒットを記録してスピンオフ第一弾となる『レゴバットマン ザ・ムービー』も好調なレゴが立て続けに作り上げたスピンオフ第二弾で、『トロン:ライジング』のチャリー・ビーンが監督を務める、テレビシリーズで人気を博したレゴ忍者伝の映画版をジャッキー・チェンらのキャストが盛り立てます。

お話は良くも悪くも愚直なほど「子供向け」に作られている作品で、『LEGO ムービー』や『レゴバットマンザ・ムービー』の大きな魅力である斜に構えて観客をアッと言わせるような仕掛けには乏しく、ややご都合主義的ですが、シリーズがノウハウとして溜め込んだレゴ描写で描かれる巨大ロボや忍術を表現した映像で楽しませる一作です。
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