ニンジャなのに中国カンフー？という開始1秒で生じる疑問はまず置いといてメカアクション満載に親子問題など日本要素を主軸に通常の30分番組にゴキゲンなユニークさを詰めに詰め込んだ欧米人が喜びそうな映画である。いわゆる日本文化の伝統をモチーフに戦隊もの特有の手を組む部隊の連携感や戦闘インフレがやりたい放題にエスカレートするくだりはハチャメチな感じで良かったが端的に脚本がまったく面白くない。一番の敗因は本作を製作した監督自身がそもそも忍者に対して思い入れが薄かったんじゃないかというコト。多文化が忍び込む世界観に終始混乱してしまい肌が合わなかったと云えばそれまでだがレゴ映画シリーズ最大の駄作でした。
