LOVE肉球

グッド・ライ いちばん優しい嘘のLOVE肉球のレビュー・感想・評価

3.6
UNHCR難民映画祭上映作品
1983年のスーダンの内戦による難民達の話。
前半のスーダンでの内戦の中で逃げ回る子ども達の描写は、涙無くしては見られません。本当に辛い。でも、アフリカの自然の厳しさ、美しさ、内戦の理不尽さ、罪なき人々への被害など、本当によくえがかれている。
が、アメリカに移住してからの描写がどうも陳腐だ。キャリーが難民達へ心を寄せる動機が分かりづらいし、どうも、アメリカは移民達にこんなに心砕いてますよ、という宣伝に見えてしまった。その援助も9.11以降はストップしているという。
難民達の役が、実際のスーダンからの難民だったり2世だったり、映画製作への本気度は高いけど、そんなに好きにはなれなかった。
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