2023年は邦画も観たい①
今年は邦画も履修したい！ということで、まずは舞妓さんちのまかないさんの是枝監督つながりで鑑賞。Casa BRUTUSって感じの作品でした。みんな鎌倉好きよね。わかる。いいよね鎌倉。
↓舞妓さんちのまかないさん レビュー
https://filmarks.com/dramas/11718/16239/reviews/10407917
まかないさんのルーツを随所に感じる作品で面白かったです。丁寧な生活をめちゃくちゃ綺麗に撮りつつめちゃくちゃ面倒くさい人間関係を描くの、是枝監督の得意技だったんですね……。まかないさんが原作から妙に人間関係が面倒臭い感じになっていた理由がしっくり来ました。
映像もインスタって感じ綺麗でした。ただ、じゃあ作品として面白いかと言われると、うーんまぁ…という感じで…。この作風を舞妓さんという面白い題材で撮らせた川村元気はやはり良い企画をするなと感じました。
また原作と時代設定がそれなりに古いとはいえ4姉妹が全員めちゃくちゃ女性の呪いに苦しんでいる感じが2015年の映画としては少しキツいな…となってしまいました。特に幸姉のエピソードとその決断がまさに夫についていくか独身かの二択という日本社会って感じでおツラい。その後は描かれてないので知りませんが、アメリカに関わらず”家”を選ぶことが独身とほぼ同義のような機能性で描かれていますからね…。
せっかく4人いるので、1人くらいもう少し自由に生きてほしい…。まぁ日本社会はまだまだこんな感じかぁとなってしまいました。
そして、いろいろ書きましたが最終的な印象としては全て広瀬すずの身体能力の高さに持ってかれました。サッカーうますぎでしょ。
