敬語じゃなくなる瞬間
誰もが経験したことがあるはずだ。
友達だったり、親戚だったり、はたまた仕事の同期であったり。
ここでは、すずが梅酒を少し飲み酔っぱらって本音を吐いたところがきっかけであった。
母と父を亡くしたすずは寂しさが募っていたが、その父と母を憎んでいるようにみえたお姉ちゃんたちには相談ができない。
でも、少しずつ分かり合っていく。無理なくゆっくりと。
すずは山の上で自分の気持ちを大きな声で吐き出した時、これまで溜め込んだものが一度に溢れてきた。
ストーリーはゆったりと進むが、なにより4姉妹の絵が美しかった。バランスがちょうどよくとれて、一人として無駄な役はなかった。
あぁ、、ふともも。