原作が好きだったのでとても楽しみにしてた。
観て満たされたし、何度でも、ずっとこの姉妹を観ていたい。
大森監督や石川監督等、私の好きな監督たちは1本のなかにぞっとするような完璧なシーンを何度も織り込んでくる。
それは人物が抜けたあとの海のきらめきであったり、
ひらりひらりと風に乗る紅葉であったり、
働く女性の背中であったり。
言葉も動きもない、間合いや行間が一層映画を魅力的なものにする。
そういう作品が大好きだ。
是枝監督のすごいところは、佳境でも何でもないシーンで涙が出てくるところ。
すっと心に寄り添われた感覚。
不思議で、やみつき。
4人とも素敵だったなぁ！
あと綾瀬はるかが階段を拭き掃除してるシーンで幻の光思い出した。
台詞にちりばめられた「あれ」もそう。
是枝監督満載で私はおなか一杯、胸一杯！
