くますけ

シェル・コレクターのくますけのレビュー・感想・評価

シェル・コレクター(2015年製作の映画)
3.0
冒頭で学者は「貝はこの美しい螺旋のなかで生涯を過ごす」と言っているんだけど、最後の新天地の浜辺で見つけた貝は、あれ、裏表が反転してたってことでいいんだよね?
そしてあの新天地っていうのは海の向こうの神の住む地なんだろうか。
そう考えると地球が滅亡したのかなとも思えるけど。

息子は人間のエゴイズムの象徴のよう。
産まれてくるのが怖かった息子に自分がかつて失った「光」と名付けるあたりが愛を感じる。
そしてその息子は自然界の報復によって死んだのだろうか。

等々、こうかもしれないなーばかりで、確信のもてる結論が何一つ得られないので結局よくわからない。
で?ってなってしまうんだよね。
っていうタイプの映画なんだろうから、これはもう、観て、好きか嫌いかだけだ。
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