歪んでいるも深く美しい、愛がある。
父、母、長男、長女、末っ子の5人家族の森山家。仲良く暮らす5人には、それぞれの暗い過去があった。
本物でなくて、本物以上の、家族の形がそこにはあったーー。
ほんわかストーリーなのかなと思ったら、けっこうシリアスで驚いた。ただ、良い作品だなと思う。
たとえ直接の繋がりがなくとも、けして堂々と顔向けできる生き方でなくとも、そこには確かなぬくもりと、深い愛があった。
現実では倫理が法律がとかは置いといて、素敵な家族の形やと思う。
原作小説があるらしいけど、そっちだとそれぞれの背景がもっと深く掘り下げてあるんかな。
映画にあわせてコンパクトにまとめられてたとは思うけど、細かい設定とか小話も知ってれば、また違って楽しめるのかな？
