これはレベルの高い、相当おもろ〜な掘り出しもん。
近未来ジャンルのドンピシャ映画！
【あなたの猿が木から下りた】
舞台は2044年五厘・バンデラス渾身の闘い。
2021年に人類を助けるためのロボットが誕生。
(まんま内閣府の“ムーンショット”目標じゃんか)
人口2100万人、酸性雨、放射線、砂漠化…
物資不足によるアナログ化、出てきた子どもがポルポト派。
「ブレードランナー」的退廃した雰囲気づくりが完璧。
演技、撮影、音のぬきさしどれを取ってもハイクオリティ。
すでに冒頭からハイペースな情報量だけど、作中で描かれた世界観とメッセージ性にとくに異論なし。
話もまさかまさかの連続。
製作年からたかが30年先ってのがナイスな設定。
幸運、人間、生きるとは？
“人類存続”の未来を具現化しようとする、レアで衝撃的な逸品でした。
そしてラピュタはやっぱりすごい！
