sai

虐殺器官のsaiのレビュー・感想・評価

虐殺器官(2015年製作の映画)
3.2
原作を読んでいないため、この映画に関しての所感になるが、視点や世界観は魅力的だけど深みが足りないと感じた。
個人的には、痛覚をマスキングしている?兵士の有様や戦闘準備における技術発展にはSFならではの魅力を感じたが、クラヴィスがなぜルツィアに惹かれたのかや、ジョンが説明する「虐殺器官」に働きかける音のメカニズムが、あまりにもモヤる薄い表現で深みが出ていないかなと。
原作は素晴らしい作品なのだろうけど、ちと表現の深掘りが出来てない印象が残りました。
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