森の小人さん

虐殺器官の森の小人さんのレビュー・感想・評価

虐殺器官(2015年製作の映画)
3.4
小説を読みながら、読み終わったところを映画で追う形で鑑賞。本を先に読んだほうがいいという友達のすすめで、本を先に読んだわけだが、やはり本のほうが描写が細かくリアルだった。そして、本を読まないと映画は、はしょり過ぎており、本を読んでいないと登場人物のセリフの意図や人文的な概念が理解できない、もしくは理解しにくいと思う。そのため、本の内容に視覚的情報を加える程度の感覚で映画は視聴するべきだと感じる。本自体はとても興味深く、気味が悪いほどリアルなディストピアが描かれているためおすすめ。
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