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X-MEN:アポカリプスのやのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
4.0
劇場鑑賞済、Blu-rayで再鑑賞。

いろんな要素を詰め込みすぎたわりに、時間の制約(と言っても140分近くと長い)あってか中途半端になってたり、後半のもたつきがあったり、アポカリプスは原作の中では最強な筈なのにカリスマ性がなくしょぼかったりで、確かにシリーズを思い起こせば残念な部類に入ってしまう。

ただし、このメンツがおそらく集結できないこと、マグニートのどこまでも不遇な人生、各々のキャラのバックボーンを描こうとする尽力を見ると、やっぱり愛すべき作品のようにも思える。マグニートを中心とした物語だけに徹底してしまえば簡単だっただろうし、幾分マシになったと思うが、そうはしなかった、というかできなかっかブライアン・シンガーの生き方を垣間見た気もする。

というか、決して出来はよくなくても、無難に面白いところも多々あって、クイックシルバーのシーンは心踊るし、学園モノ的なノリもあったり、前半は結構楽しくて面白い。そしてやっぱり主演陣の演技には目を見張る。やっぱりX-MENはすごいんだ!

衣装ダサすぎるので、それだけは何とかして!!!
や