これたか

狩人のこれたかのレビュー・感想・評価

狩人(1977年製作の映画)
3.8
アンゲロプロス初鑑賞。
前提として、ギリシャ近代史を知らない。
まるで舞台劇のように過去と現在が入り混じった場面転換。しかもそれが1カットで、現在→過去、過去→現在と、2シーン1カットで描かれる。
以上のことを私の脳みそが理解できるまでに、1時間以上かかってしまった。
しかも登場人物の顔の区別があんまりつかないまま話が進んでしまい、正直ちゃんと理解できてない…。
タルコフスキーの映像美と、ルイス・ブニュエルの世界観を合わせたような映画。
アンゲロプロスの演出が完璧すぎて、役者さん達はまるで人形のように指示された演出どおりに動いてる印象。役者の即興性がない演出だな〜と思いました。
またしばらく時間をあけて再挑戦します。
これたか

これたか