このヤバイ世界で、この男は本当のヒーローになれるのか…
漫画家アシスタントとして、パッとしない日々を送る35歳の鈴木英雄。そんな彼の恋人の徹子が人間を凶暴に変貌させるウィルスに感染し襲い掛かって来た。何とか振り切り趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外へと飛び出した英雄だったが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。
そんな中、英雄は女子高生の早狩比呂美と出会い一緒に逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNに噛まれ半分ZQN、半分人間となってしまう…
ストーリーはこんな感じ。
漫画が原作の映画で漫画の方もかなりグロいらしい(原作未読の為、どうなのかは解らない)
まぁ、映画の方もかなりグロいけど。よくR15+でおさまったもんだよね。R18+になってもおかしくないぐらいの内容だったからね(グロさは中国映画"哭悲"と同じレベル)。頭を破壊しないと倒せない設定だから、とにかく頭を武器で刺したり叩いたり
挙句の果ては銃で破壊してしまうシーンがかなり多いしね。後ZQNの姿も独特だよね
特に印象的なのは目の色が人間のものではない色に変わってしまう事。今の様に、カラコンをつける人が多かったら、きっと解らないだろうね。
それにしても英雄、ヘタレだったね。作品の大半は謝ったり、逃げたりしてたからね
いくらZQNが怖いからって、あれは怖がりすぎだったね。そして作中でも描かれていたんだけど、やっぱ人間も怖いよね。
極限状態に置かれた人間って、どんな対応するのか解らない。特にショッピングモール出てあったリーダーの井浦なんてヤバかったもんね。他人を見下し、自分の配下に置くことに優越感を持っていたし…
そして比呂美！噛まれたのが赤ちゃんだったからなんだろうけど完全にZQNにならなかったね。その結果、英雄を襲い食べることも無かった上に、ZQNと戦ってもそれを上回る戦闘能力を手に入れる事になったしね。ZQNと戦ったシーンなんて圧勝だったいわゆる"禰豆子"状態！…なんだろうね。
漫画では、その能力を使い大活躍だったらしいけど、映画の方はちょっとしか能力が垣間見えなかったのは残念だったかな…
