モネモネ

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのモネモネのレビュー・感想・評価

3.9
『膨満感だと?
客に媚びるだと?
俺は誰にも媚びない!』

フードトラックの移動販売をはじめた
一流レストランの元総料理長の
アメリカ横断の旅を描いた作品

料理に向き合うシェフと息子との話を
並行しながら物語が進んでいくので、
重い話にはならず 少しずつ前に向かって
いくので凄く鑑賞しやすかった。
物語序盤の評論家との
"フォンダン・ショコラ"のシーンは
心打たれた。
何でもない自分の気持ちを剥ぎ出したのだが、
ここにシェフの人柄や仕事に対する姿勢が
表現出来ていたシーンである。

息子に何が大切か、何が大事か、を
キッチンカーで旅をしながら伝えていく姿と
親も息子に悪かった事は躊躇する事なく謝る
彼は利口だ。
同時にこんな彼の人柄が仲間が助けてくれる。
深く考える作品ではなかったが全体的に
雰囲気が良かった1本でした。

ロバート・ダウニー・Jr.格好よくて
スカーレット・ヨハンソン素敵
キューバサンドイッチ食べたい
モネモネ

モネモネ