人と映画の出会いを左右するのはその時の環境とそこにある個人的な感情で、タイミング良く出会えた映画は1.5倍から2倍くらいの効果を、タイミングが悪ければ半分以下の感想になってしまう。
自分のやりたい事があるのにそれをできない環境とやり場の無い感情や或いは恐怖、それはきっと誰にだってある。
そこで自ら大海原へとチャレンジするのかそれとも波風の立たない暮らしを望むのか価値観は人それぞれだ。
今の自分にはとてもパワーを与えてくれる映画だった。
"見てくれている人はきっといる"という言葉を信じているが、それはもしかしたら少なくとも自分がまず同じ類の人が見晴らせる様な場所に立っていなければみつけられずに埋もれてしまうのかもしれない。
誤解してほしくはないので言うがそれは他人任せではなく出会いだ。
何かに挑戦しようとしている人、挑戦したくて迷っている人には"そっと背中を押してくれるような"とても良い活力剤になる映画だと思う。
