『アイアンマン』の映画監督として知られるジョン・ファヴローが『アイアンマン３』の監督を蹴って、製作・監督・脚本・主演の4役を務めた本作。
内容はというと…
ジョン・ファヴロー演じるカール・キャスパーはかつて名を馳せた一流レストランのシェフ。
ダスティン・ホフマン（！）演じるオーナーや批評家らといざこざを経てレストランを辞めてしまう。
ソフィア・ベルガラ演じる元妻の紹介により、ロバート・ダウニー・Jr.（！！）演じる彼女の元夫からフードトラックを使った移動販売を提案される。
監督をした『アイアンマン』シリーズや製作総指揮の一人であった『アベンジャーズ』など、CGが多用される映像作品のイメージが強いけど、
初期の成功作品である『エルフ』で表現されていたユーモアは今でも健在でした。
料理ばかりが取り上げられることの多い今作だけど、家族愛がストーリーの柱にもなっていて、内容もしっかり詰まっています。
…とは言うものの、大きなスクリーンから伝わって来る美味しい料理の数々は、ヨダレが止まりません。笑
観に行ったTOHOシネマズ日本橋では２０分前に満員になっていたけれども、客席中にお腹の鳴る音が響いていました。
それと一つ、出演者が本当に豪華。
ダスティン・ホフマンにロバート・ダウニー・Jr.に、一流レストランの同僚役にスカーレット・ヨハンソンと、『アイアンマン』と『アベンジャーズ』のパロディじゃないかと思うくらいの布陣。
彼らに負けないくらい光った演技をしている、子役のエムジェイ・アンソニーの今後に期待。
（料理の写し方が本当にキレイ、参考になります。）
