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シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのtsuyocinemaのレビュー・感想・評価

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【シェフ 三ツ星フードトラック始めました】
ジョン・ファブローが本当に撮りたかった(というか自身の人生を投影した)映画との触れ込み通り、非常に良質なエンタメ作品だった。
あらすじ的には一流シェフが有名料理評論家が来店した際に、オーナーの指示により通常メニューを出したことで、料理について酷評されて職場を終われてフードトラックを始めてアメリカ国内をフードトラックで巡るという単純なものなのだが、全然飽きない。
その要因はテンポよく画面に彩りと食欲を与えてくれるシェフの作る美味そうな料理、市場の野菜や屋台の食べ物だったり、フードトラックで巡る場所や心情にマッチする音楽によるものだろう。
また評論家が酷評するのも、シェフが職場を終われるきっかけも、シェフの子供がフードトラックを広報するのもTwitterで行われているのだが、映画にTwitterのタイムライン感を入れることの意義があり非常に有効だった。
まぁ、難点としては夜中にみるととてつもない飯テロ映画というとこでしょうか。
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