ある男の話。
刑務所を出所→怖い兄ちゃんたちにボコられる→記憶を無くして放浪
その男はイベント会場で「古い日記」を歌って気を失ってしまう。自分が誰だか分からない男は、イベントで知り合ったカスミという女に拾われてポチ男と名付けられ一緒に暮らし始める。
カスミとポチ男の奇妙な生活が始まる。ポチ男は一体何者なのだろうか?カスミがマネージャーを務めるバンド・赤犬のボーカルとしてポチ男が歌い始めるようになって彼らの時間が動き始める。
渋谷すばるの歌声と存在感は良いと思うんだけど、ストーリーに捻りがないというか・・・。山下監督の作る空気感がマイナスに働いてしまった印象。ただ、これが山下ワールドなのかも知れないな。