Masanori

22ジャンプストリートのMasanoriのレビュー・感想・評価

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)
4.5
『友情』と『恋愛感情』は紙一重であ〜る!

親切にも前作のあらすじから始まるこの作品。
ギャグばっかの作品のシリアスだったりカッコいいシーンばっか抽出してんじゃねぇよ(笑)!

いきなりの予算が増えたからセットが豪華になったというメタ発言あり、ほとんどゲイカップルだろというブロマンス通り越したチャニングとジョナ・ヒルのイチャイチャ、ドラッグをキメちゃった状態で仕掛ける作戦の間抜け感(チャニングのカッコよさに対するジョナ・ヒルのカッコ悪さよ)、付き合った(『突き』合った)ヒロインの父親が…と面白いとこあげたらキリがないし、カーチェイスも面白いです(でも、そこで予算の半分使っちゃったのか…)。

前作が立場が逆転するとこによる友情の亀裂の話に対し、今回は前作の冒頭で、学生時代に友情のなかった2人に、もともと友情のある状態で順当にヒエラルキーに分けられてからの友情の亀裂の話になってます。
前作と逆のアプローチの友情ものです。
そして、別々に暮らして気づく相方がいない物足りなさ、そしてタッグを組んだ時の無双ぶり、友情ものとして100点です!
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