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百円の恋のFのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
3.8
すごい、これはやられてしまう
安藤サクラって本業ボクサーなんですか?ってなった、女優って本当に凄い。途中から明らかにパンチが違うのが素人目から見てもよく分かるし、様になってるとかじゃなくてもうただのボクサーで凄すぎる、もはや怖い

途中胸糞シーンもあってきっかけ作りとしての導入はなかなかだったけど、前半パートの印象が強すぎたからこそ後半がより活きていたと思った。
体つきの変化もそうだけど目が違いすぎてすごい、まじで1番かっこいい

「一生懸命な奴を見てんの好きじゃないんだよね」がもう分かりすぎて分かりすぎたけど、それでも最後の試合見にきちゃうの好き。そう思うのは、自分が一生懸命やってたからこそだと思うから絶妙。

最後の試合シーンとかもう圧巻すぎて素晴らしすぎた。ボクシングにアツくなる人の気持ちが分かった気がした。結局どうしようもない人間だからこそ、何かに必死になって頑張るしかない


いい映画観たなと満たされた気持ちになってたら、尾崎世界観またやってるな
「勝ちたかった…」って泣きながら言う安藤サクラの背中映して、流れるのが「もうすぐこの映画も終わる、これから始まる毎日は映画になんかならなくても普通の毎日でいいから」
は??? 強すぎ。それでタイトル出ししてくるのズルすぎるだろ。エンドロール始まる前に流しはじめてくんのもズルすぎる。でもよく考えたら、ちょっと思い出しただけも帝一の國も全部強かった。本当に何なの?

歌詞も何なんですか?
「終わったのは始まったから、負けたのは戦ってたから」いい歌詞というか、映画に合いすぎててずるい。ただの天才だった、恐ろしい
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