RHibino

百円の恋のRHibinoのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
3.3
ボクシング邦画に、名作あり。
それを証明する、作品でした。

ニート、家族ケンカ、残飯窃盗、下衆な人々と、
前半はかなりきつく絶望的だが、ボクシングに憧れ、
通うにつれて、徐々にスカッとしていく。

生きるための痛み、絶望から藻掻く苦しみ、
それをぶつけていく拳。
たとえ、結果が変わらなくても、その生き様は素晴らしい。

見る人を選び、好みが分かれそうな作品だが、
安藤サクラの熱演は、とにかく素晴らしい。
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