恋愛映画かと思ったらまさかのボクシング映画だった。
一子のダボダボ柄物の服、ぐしゃぐしゃでプリンになった髪、化粧っ気のない顔などだらしないところが多くてしぬほどダサく、好みではなかった。
平成の画質や色味、家の雰囲気も好みではなかった。
前半までの方向性が定まってなくて恋愛モノ？それとも違うの？みたいなたるみ方にモヤモヤした。
途中までつまらなすぎたが100円の歌が耳に残ってクセになる感じがよかった。
練習しはじめるあたりからは夢中になって観た。一子の試合は特にアツくなった。ボクシングの魅力が全く分からなかったが練習から試合までの一連の流れが一子の日々と重なって見えて初めて感動した。
髪を切ったら印象が変わりすぎて長いままで戦って欲しかった。ダサい柄物の服の印象だったのに最後がジャージになるところも別人に見えて感情移入しきれなかった。
観終わった後素振りしたくなる激アツ映画だった。
